轟然
ごうぜん
形容詞-たる副詞-と
標準
roaring
文例 · 用例
彼は、逃げて行く軍医を、うしろからねらって、轟然と拳銃を放った。
— 黒島傳治 『雪のシベリア』 青空文庫
その時、橇の上から轟然たるピストルのひゞきが起った。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
顛覆した列車の窓からとび出た時の、石のような雪の感触や、パルチザンの小銃とこんがらがった、メリケン兵のピストルの轟然たる音響が、まだ彼の鼓膜にひゞいていた。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
」 そして、列車は轟然たる車輪の響きを高めつゝ橋にさしかゝった。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
と、その時、突然、轟然たる大音響に彼は、ひっくりかえりそうになった。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
一向、此の變則の名所に就いて、知識も經驗も無かつた彼は、次第に暗く成り、愈々深くなり、もの凄じく成つて、搖れ/\轟然たる大音響を發して、汽車は天窓から、鈍き錐と變じて、山の底に潛込むが如き、易からぬものの氣勢に、少からず驚かされたのである。
— 泉鏡太郎 『魔法罎』 青空文庫
轟然たる響と共に、弦月丸は沈沒して、妾は一時は逆卷く波間に數十|尺深く沈みましたが、再び海面に浮び上つた時、丁度貴方のお聲で、私の名をお呼びになるのが聽えました。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
轟然一發の彈丸は悲鳴をあげて、我が前檣を掠め去つた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
作例 · 標準
雷が轟然と鳴り響き、大雨が降り出した。
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工場の機械が轟然たる音を立てて稼働している。
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観客席から轟然と拍手が巻き起こった。
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