轟く
とどろく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
標準
to roar
文例 · 用例
風落ちたれど波なお高く沖は雷の轟くようなる音し磯打つ波砕けて飛沫雨のごとし。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
そうして神様のお啓示か、悪魔の戯弄かわからないままに、ドキンと、胸が轟くと一緒にハッと吾に帰るような事が、一日のうち何度となくあるようになりました。
— 夢野久作 『瓶詰地獄』 青空文庫
翌日の朝の八時頃、車軸の轟くような音がすると間もなく、富士の裾野の印野村の上の木山と砂山の境のところから、むらむらと太い煙の渦巻が立昇った。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
」 一言あたかも百雷耳に轟く心地。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
)に、魂の通う不思議な友に、夢|現に相見る気がして、清葉は軽く胸が轟く。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
閃くは電か、轟くは雷か。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
刻は、草木も眠る、一時と二時との間、談話暫時途絶えた時、ふと、耳を澄すと、何處ともなく轟々と、恰も遠雷の轟くが如き響、同時に戸外では、猛犬稻妻がけたゝましく吠立てるので、吾等は驚いて立上る、途端もあらせず!
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
と異にからんで言懸くれば、それと察して轟く胸を、押鎮めてぐっと落着き、「逢わせとはそりゃ誰に。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
標準
to become well known
標準
to pound (of one's heart)