豪然
ごうぜん
形容詞-たる副詞-と
標準
full of strength
文例 · 用例
団九郎、床を背に豪然と坐す。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
豪然たる巌流、先頭の舟上に立つ。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
」と断崖から取って投げたように言って、中村は豪然として威張った。
— 幸田露伴 『鵞鳥』 青空文庫
山もとより少なからず、しかも変幻出没して雲表に豪然たる偉容を作れるは少なし。
— 佐左木俊郎 『文学に現れたる東北地方の地方色』 青空文庫
初恋一 瑠璃子夫人を、あの太陽に向って、豪然と咲き誇っている向日葵に譬えたならば、それとは全く反対に、鉢の中の尺寸の地の上に、楚々として慎やかに花を付けるあの可憐な雛罌粟の花のような女性が、夫人の手近にいることを、人々は忘れはしまい。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
初恋一 瑠璃子夫人は、あの太陽に向つて、豪然と咲き誇つてゐる向日葵に譬へたならば、それとは全く反対に、鉢の中の尺寸の地の上に、楚々として慎やかに花を付けるあの可憐な雛罌粟の花のやうな女性が、夫人の手近にゐることを、人々は忘れはしまい。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
その日も留守を幸い、こっそり僕等の部屋を抜けだし、森おじさんの書斎へ忍びこんで、散々に秘密の楽しみを味わった後、そこにあった安楽椅子に豪然と凭れて、おじさん愛用の葉巻をプカプカやっていた。
— 海野十三 『鍵から抜け出した女』 青空文庫
」 お雪は、モルガンの楽しまない顔色を見てとって、ふと、競馬場で摺れ違うと、豪然と顔を反して去った老婦人に出逢ったからだと、気がついていた事を、それとなく言いだした。
— 長谷川時雨 『モルガンお雪』 青空文庫
作例 · 標準
獅子は豪然たる姿で獲物を追い詰めた。
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豪然とした演説は聴衆の心を見事に捉えた。
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彼はどんな困難にも豪然と立ち向かう。
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