轟々
ごうごう異読 ゴーゴー・ごーごー
形容詞-たる副詞-と
標準
thundering
文例 · 用例
T「我が慈悲道得の刀を 受けよと言うより早く」 と話す武蔵「スラリとばかりT「両刀抜き放ちて 飛びかかり」 身振り手振りも面白くT「この時妖雲 谷を覆い 山は轟々 と鳴り響く」S=辻堂 猛々と立ちこめた白煙。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
電車は私の部屋をよぎりながら轟々と走り去る。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』 青空文庫
庭の端の崖下は電車線路になっていて、ときどき轟々と電車の行き過ぎる音だけが聞える。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
黄風は轟々と空高く唸った。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
轟々たる瀬のたぎりは白蛇の尾を引いて川下の闇へ消えていた。
— 梶井基次郎 『温泉』 青空文庫
下流の方を眺めると、溪が瀬をなして轟々と激していた。
— 梶井基次郎 『闇の絵巻』 青空文庫
そのほか駅の構内で怒鳴りまわる貨物仲仕の声、魚市場の問屋のセリ声、物売の声、下足番の声、又は狂い飛ぶ火花と、轟々たる機械の大噪音の中に、一糸を乱さず、職工を叱※する錆びた声……なぞの中には、松籟、濤韻と対比すべき或るものを含んでいることを、よく気付かせられる。
— 夢野久作 『「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能』 青空文庫
列車は轟々と過ぎ去った。
— 夢野久作 『線路』 青空文庫
作例 · 標準
雷鳴が轟々と鳴り響き、嵐が近づいていることを知らせた。
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会場には、失敗を批判する声が轟々と響き渡った。
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大滝の水が岩に打ち付け、轟々と音を立てて流れ落ちる。
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