序
じょ
名詞頻度ランク #16346 · 青空 2325 例
標準
order
文例 · 用例
横光氏が此の詩集の序に「惑乱を防ぐ克己」を以て此の詩人の特質としてをられることには意義がある。
— 中原中也 『菊岡久利著「貧時交」』 青空文庫
ああ、いづこぞ夢の序樂のぽろねえず、會社は河岸に涙をひたし、花店の飾窓つゆにぬれたり、しばしまたつりがね鳴らむ、あさまだきにほふ葉影に、しろじろとかざし泳がせ、この列をなす少女らあゆむ。
— 萩原朔太郎 『若き尼たちの歩む路』 青空文庫
――此の場合、その百姓は、農学士を心理的に判断し、その判断を、序でに耕作法その物にまで及ぼしたのである。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
まあ、順序からいへば、お金儲けも念頭に置くべき日となつた。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
幕が開くと、「ああ好いですわねえ」とその一人が云つた、「先代萩の序幕……あの舟はしつかり出来てますわねえ、かかりますでせうねえ。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
創作集に序文を附ける事さえ、いやである。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
序でに言ふが、物質文明にいちばん卑さを刺戟された奴が、すつかり物質の中に逃げて行つて、その中でばかり生きてゐるために卑しいと一寸見做しがたくなつてゐる奴が珍しくない。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
序で乍ら、詩程ではない迄も、小説だとて、まだ一般的にハツキリと位置してはゐない。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
作例 · 標準
本の冒頭に書かれた「序」(じょ)は、著者の執筆意図や背景を説明することが多い。
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楽曲の「序」の部分は、これから始まる音楽への期待感を高める役割を果たす。
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彼は、物語の「序」として、登場人物たちの生い立ちを簡潔に語り始めた。
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標準
beginning
作例 · 標準
物語は、静かな湖畔の町を舞台にした「序」から幕を開ける。
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彼の人生の「序」章は、予期せぬ出来事によって大きく揺れ動いた。
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「序」の段階で、プロジェクトの全体像をしっかりと把握しておくことが重要だ。
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標準
foreword
作例 · 標準
この学術論文には、著名な研究者による「序」(foreword)が付されている。
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「序」を読むことで、著者がどのような問題意識からこの本を書いたのかが理解できる。
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彼は、自身の作品に対する情熱を込めて、「序」を自ら執筆することにした。
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標準
opening of a song (in gagaku or noh)
作例 · 標準
雅楽(ががく)では、演奏の開始を告げる「序」(opening of a song)の旋律が荘厳に響く。
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能の舞台では、静寂の中から「序」の囃子(はやし)が厳かに奏でられる。
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「序」の静けさが、これから展開されるドラマへの期待感を高める演出となっている。
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