𥝱
じょ
数詞
標準
10^24
文例 · 用例
竹村君は前屈みになって硝子箱の中に並べたまじょりか皿をあれかこれかと物色しているが、頭の上の瓦斯の光は薄汚い鼠色の襟巻を隠す所もなく照らしている。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
竹村君がこのまじょりか皿を買おうと思い立ったのは久しい前の事である。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
その時これがまじょりかといって安くないものだと教えられた。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
今年は例年の事を思えば楽な暮であるが、去年や一昨年の苦しかった暮には、却って覚えなかった一種の不安と淋しさを覚えて、膝の上のまじょりか皿と、老い増さる母の顔とを思い比べた。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
まじょりかの帆船が現われて蒼い海を果もなく帆かけて行く。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
五人女にも、於七が吉三のところへ夜決心してしのんで行って、突如、からからと鈴の音、たちまち小僧に、あれ、おじょうさんは、よいことを、と叫ばれ、ひたと両手合せて小僧にたのみいる、ところがあったと覚えているが、あの思わざる鈴の音には読むものすべて、はっと魂消したにちがいない。
— 太宰治 『音に就いて』 青空文庫
余はその罪のない横顔をじっと見入って、亡妻のあらゆる短所と長所、どんぐりのすきな事も折り鶴のじょうずな事も、なんにも遺伝してさしつかえはないが、始めと終わりの悲惨であった母の運命だけは、この子に繰り返させたくないものだと、しみじみそう思ったのである。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
もちろん、鷹は、これをひじょうに気にかけて、いやがっていました。
— 宮沢賢治 『よだかの星』 青空文庫
作例 · 標準
宇宙の距離を表す際に、𥝱(じょ、10^24)という単位が使われることがある。
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𥝱(じょ)は、京(けい)のさらに1000億倍という、想像を絶するほど大きな数だ。
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科学的な文献では、特定の指数関数的なスケールを示すために𥝱(じょ)のような単位が用いられる。
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