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気質

きしつ異読 かたぎ
名詞名詞-接尾辞多音語頻度ランク #11790 · 青空 1980
1
標準
disposition
文例 · 用例
そしてその気質としては、動物よりも植物を、夏よりも冬を愛し、――『鋼青』を『苹果』を、午前のみそれを愛したのです。
中原中也 宮沢賢治の詩 青空文庫
何かそれは、現実的な理想家気質――とでもいふやうなものではないのか。
――世の母びと達に捧ぐ―― 一つの境涯 青空文庫
真の『貞淑』とは、良人に奴婢としての善き奉仕をすることではなくして、良人の気質や性格をよく理解し、努めて良人に同化して一心同体となることの奉仕である。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
早くから母に死なれ、父は頑固一徹の学者気質で、世俗のことには、とんと、うとく、私がいなくなれば、一家の切りまわしが、まるで駄目になることが、わかっていましたので、私も、それまでにいくらも話があったのでございますが、家を捨ててまで、よそへお嫁に行く気が起らなかったのでございます。
太宰治 葉桜と魔笛 青空文庫
私――私の気質は、理性的ではない。
中原中也 我が詩観 青空文庫
いつか前に他の論文で書いたことだが、芥川龍之介の悲劇は、彼が自ら「詩人」たることをイデーしながら、結局気質的に詩人たり得なかつたことの宿命にあつた。
俳人としての芥川龍之介と室生犀星 小説家の俳句 青空文庫
何故かというに、俳句の一般的特色として考えられる、あの枯淡とか、寂びとか、風流とかいう心境が、僕には甚だ遠いものであり、趣味的にも気質的にも、容易に馴染めなかったからである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
僕があらゆる俳句を理解し得ず、俳句を本質的に毛嫌いしながら、一人例外として蕪村を好み、彼の俳句だけを愛読したという事実は、思うにおそらく、蕪村の情操における特異なものが、僕の趣味性や気質における特殊な情操と密に符合し、理解の感流するものがあったためであろう。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
作例 · 標準
彼は根っからの職人気質で、納得のいくまで何度も鉋をかけ直す。
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江戸っ子気質な父は、困っている人を見ると放っておけない質だ。
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穏やかな姉に比べて、妹は情熱的で少し激しい気質の持ち主だ。
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この地域の人々は、厳寒の地で培われた忍耐強い気質を持っている。
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