性分
しょうぶん
名詞頻度ランク #27533 · 青空 971 例
標準
nature
文例 · 用例
内の家庭ではやつぱり苦心しなけりやあならない性分に生れたんだな……」――私はさう思ふと淋しくなつた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
近頃は西洋人も婦人まで草鞋にて登る由なりなどしきりに得意の様なりしが果ては問わず語りに人の難儀をよそに見られぬ私の性分までかつぎ出して少時も饒舌り止めず、面白き爺さんなり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
その性分の上にあけ暮れ馴染む山は、はじめは養いの親であり、次には師であり、年頃になれば睦ぶ配偶でもあった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
一体、人というものは懶けもので、小楽をしたがる性分である。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
「でも、男があんまり細かいことに気のつくのは偉くなれない性分じゃないのかい」「僕だって、根からこんな性分でもなさそうだが、自然と慣らされてしまったのだね。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
○「どうしてこう心配事が出来ない性分だろう。
— 岡本かの子 『現代若き女性気質集』 青空文庫
重力分布や垂直線偏差から推測さるるイソスタシーの状態、地殻|潮汐や地震伝播の状況から推定さるる弾性分布などがわずかにやや信ずべき条項を与えているに過ぎない。
— 寺田寅彦 『地震雑感』 青空文庫
定性分析のコースを一学期やらせてもらったくらいのものであった。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
作例 · 標準
困っている人を見捨てておけないのは彼の生まれ持った性分で、誰もそれを変えることはできない。
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細かいことを気にしすぎる自分の性分が嫌になることもあるが、それが仕事の丁寧さに繋がっている。
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根っからの楽天家という性分のおかげで、彼はどんな困難に直面しても笑顔を絶やすことがなかった。
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