本質
ほんしつ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #2163 · 青空 4243 例
標準
essence
文例 · 用例
彼の文学は、本質的に我が『方丈記』や『徒然草』の類と同じく、仏教的無常観によった『遁世者の文学』であり、ヘルン自身がまた現実の『遁世者』であった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
実際ヘルンは――多くの天才的な詩人と同じように――本質的に子供らしい純情さと無邪気さを持った性格者だった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
自分の新しき友に對する興味は、それの祕密な本質を探索すべく、友情の ADVENTURE によつて驅り立てられた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
丁度、ひどい憂鬱の厭世觀に憑かれてゐた私は、談話のあらゆる本質點に於て彼と一致し、同氣あひ引く誼みを感じた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
もちろん彼の意味する詩は、形式上の詩――抒情詩や敍事詩の韻文學――でなく、一般文學の本質感たるべき詩、即ち「詩的情操」を指してゐるのだ。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
しかし最近の如く、彼が詩に深い接觸をもち、詩的の實精神に憧憬し、殆んどそれによつて文藝觀の本質に突き入らんとするが如きは、恐らくかつて見なかつた所だらう。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
特にその「文藝春秋」に連載された「侏儒の言葉」や、私の所謂印象的散文風な短文やを見ると、いかに彼の文學本質が、詩人といふに遙かに別種の氣質に屬するかを感じさせる。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
かうした芥川君の觀念は、たしかに詩の本質觀で誤謬をもつてる。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
作例 · 標準
問題の本質を見抜く力が重要だ。
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彼の話は、物事の本質を突いている。
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デザインの本質とは何か、深く考えさせられた。
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ウィキペディア
本質 とは、事物そのものの基本的性質。「それは何であるか」という問いへの答えになる性質であり、偶有的属性ではないもの。類語は本性・定義。例えば「三角形の本質」は「三つの線で囲まれた図形」。
出典: 本質 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0