性質
せいしつ
名詞頻度ランク #3213 · 青空 9924 例
標準
nature (of a person)
文例 · 用例
あまりに自我の強い芸術は、無意識、つまり法悦的境地を欠くから、感覚の性質が如何によくとも、人をジツクリと楽ませることが出来ない。
— 中原中也 『詩壇への抱負』 青空文庫
これはつまり是等の一呼吸詩歌が十分に人一人の仕事となる性質のものでなくて、生活の余暇に出来る――といつて語弊があるならば、生活に随伴的に出来るものとして意義のあるものだといふことを証示する、一つの事ではあるまいか?
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
それに金のことなぞ念頭にあるやうではやり切れない性質の仕事をしてゐるから、一層金は、金の方で足が付いてやつて来て呉れる方がいいに決つてゐる。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
高等学校の文芸部か何かで我鬼大将になれた、といふやうなことが彼等の運の始まりで、適度にでしやばりで、適度に野暮ッたいといふ彼等のえてして持つてゐる性質が、偏狭で、自信のない文壇といふ小主観国にどうかしたはずみには顔を出すといふ運びとなるのである。
— 中原中也 『非文学的文士』 青空文庫
良心は遅かれ早かれ、磨滅する性質のものだ。
— 中原中也 『夭折した富永』 青空文庫
御尤もだが、さう云ふからには、諸君は短歌、俳句、詩、といふ三つのものを随分同一性質なものだと思ひ過ぎてゐるのだ。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
その忘失こそ忘失者自身には認め難いのであつて、恐るべき近代病の根本性質はそれである。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
詩に就いて云へば幻影も語義も感情を生発せしめる性質のものではないところにもつてきて感情はそれらを無益に引き摺り廻し、イメッジをも語義をも結局不分明にしてしまふ。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
作例 · 標準
彼は穏やかな性質の持ち主で、誰からも好かれている。
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彼女の粘り強い性質が、成功の鍵となった。
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子供の性質は、育つ環境によって大きく変わることがある。
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標準
quality
作例 · 標準
この素材は、熱に強い性質を持っている。
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科学者たちは、新物質の未知の性質を解明しようと試みている。
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その薬は、副作用が少ないという性質がある。
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ウィキペディア曖昧さ回避
性質(せいしつ・たち)とは対象の特徴のこと。 物性 - 物質の示す物理的性質のこと。 化学性質 - 化学反応中に明らかになる材料の特性。 性質 (数学) - 数学における属性や特性。 性質 (哲学) - 哲学における、ある事物が持っている特徴。 品質 (哲学) - 哲学における物体の属性または特性。 形質 - 生物のもつ性質や特徴のこと。 気質 - 人間や哺乳類などの動物の集団が先天的にもっている刺激などに反応する行動特性。習性。 性分 - 傾向、素質、素因。たち。 性格
出典: 性質 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0