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戦術

せんじゅつ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #5869 · 青空 441
1
標準
tactics
文例 · 用例
その戦術は、彼の(家)に帰れば、どの仲間もその方法に拠った、唯一の道であった。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
その訳は、人間の頭で考え得られる大概の事は昔のギリシア人が考えてしまっている、それだからギリシアの戦術を研究すれば何かしらきっと今度の戦争に役に立つような、参考になるようなうまい考えの掘出しものが見付かるだろう、というのであった。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
工場主は、(どの工場でも)僅かに賃銀不払いの戦術を持続することによって、工人達をつなぎとめていた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
我軍の戦術もよかったし、将卒も勇敢に奮闘した。
黒島伝治 パルチザン・ウォルコフ 青空文庫
まさかスパイ戦術を使ったものではあるまいがと感心した序に少々気味悪くもなった。
夢野久作 お茶の湯満腹談 青空文庫
氏郷が高清水の方へ進軍して行けば、戦術の定則上、是非其の途中の敵城は落さねばならぬ。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
嗚呼人よ、東海君子国の世界に誇負する所以の者は、一に鮮血を怒涛に洗ひ、死屍を戦雲原頭に曝して、汚塵濛々の中に功を奏する戦術の巧妙によるか。
石川啄木 渋民村より 青空文庫
連日の執拗なゲリラ戦術に久しくいらだち屈していた士気が俄かに奮い立った形である。
中島敦 李陵 青空文庫
作例 · 標準
チェス盤の前で、彼は相手の出方を予測しながら、幾重にも戦術を練っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア

戦術 または戦法は、作戦・戦闘において任務達成のために部隊・物資を効果的に配置・移動して戦闘力を運用する術である。理論的・学問的な側面を強調する場合は戦術学とも言う。戦略の下位の概念であり、基本方針に基づく長期的方略を戦略といい、状況の変化に応じた短期的方略を戦術と呼ぶ。一般に師団より小さい戦闘単位の軍事行動を計画・組織・遂行するための通則である。そこから派生して言葉としては競技や経済・経営、討論・交渉などの競争における戦い方をも意味するようになる。

出典: 戦術 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0