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用兵

ようへい
名詞
1
標準
tactics
文例 · 用例
武田信玄も、上杉謙信も、その軍隊の編制に於て、統率に於て、団体戦法に於て、用兵に於て、戦国の群雄をはるかに凌駕して居り、つまり我国に於ける戦術の開祖と云うべきものである。
菊池寛 川中島合戦 青空文庫
謙信と信玄とは、軍の編成と統率、団体戦法と用兵に於て、戦国時代の群雄をはるかに凌駕してゐて、我が国に於ける戦術の開祖とも云ふべきである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
文・武・周公の制定した刑・政・礼・楽の形式は、則ち文・武・周公の精神であり、呉(中国、三国時代の王朝)の遺した行陣用兵の形式は、則ち呉の精神である。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
そこには近代科学のあらゆる粋をあつめて作った通信設備や発電機や弾薬や食糧や戦闘用兵器などがそろっていた。
海野十三 空襲警報 青空文庫
それが、地形の束縛に原因する決戦強制の困難を克服しまして、用兵上の非常な自由を獲得したのみならず、散兵戦術は自由にあこがれたフランス国民の性格によく適合しました。
石原莞爾 最終戦争論 青空文庫
即ちナポレオンは当時の用兵術を無視して、要点に兵力を集めて敵線を突破し、突破が成功すれば逃げる敵をどこまでも追っかけて行って徹底的にやっつける。
石原莞爾 最終戦争論 青空文庫
プロイセン軍はフリードリヒ大王の偉業にうぬぼれていたのでしたが、一八〇六年、イエーナでナポレオンに徹底的にやられてから、はじめて夢からさめ、科学的性格を活かしてナポレオンの用兵を研究し、ナポレオンの戦術をまねし出しました。
石原莞爾 最終戦争論 青空文庫
世の中では末期のナポレオンは淋病で活動が鈍ったとか、用兵の能力が低下したとか、いい加減なことを言いますけれども、ナポレオンの軍事的才能は年とともに発達したのです。
石原莞爾 最終戦争論 青空文庫