占術
せんじゅつ
名詞
標準
divination
文例 · 用例
けれども、その男を、年配、風采、あの三人の中の木戸番の一人だの、興行ぬしだの、手品師だの、祈祷者、山伏だの、……何を間違えた処で、慌てて魔法つかいだの、占術家だの、また強盗、あるいは殺人犯で、革鞄の中へ輪切にした女を油紙に包んで詰込んでいようの、従って、探偵などと思ったのでは決してない。
— 泉鏡花 『革鞄の怪』 青空文庫
皆人の知る通り、天綱は唐一代の占術の達人で、よく前後五百年のことを知った。
— 南方熊楠 『易の占いして金取り出だしたること』 青空文庫
上は天文下は地理、武芸十八般|伊尹両道、陰陽の原理人相手相、占術禁厭方宅から、仏教儒教神道に及び、兵法では楠流、究めていないものはない。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
其日から王は魔術にも星占術にも長足の進歩をした。
— BALTHASAR 『バルタザアル』 青空文庫
古代は夢に由つて身の吉凶を判斷する占術者があつて、それを「夢解き」と云ひました。
— 與謝野晶子 『夢の影響』 青空文庫
産所の本體に就いては尚定説がなく、喜田博士はこれを散所と解して定住地なく諸所に散在する賤民であるとし、柳田國男氏はこれを「算所」と判斷して算木卜占術を業とする特殊民であるとした。
— 竹内勝太郎 『淡路人形座訪問』 青空文庫
然も文化の進展と共に、算木卜占術を傳習して算所となり、更に社寺豪族に隷屬する下賤の奴僕となつて散所と呼ばれたのであらう。
— 竹内勝太郎 『淡路人形座訪問』 青空文庫
私はフランス語がよめるようになると、白眼学舎からフランスの占術の本をかりて、よんだ。
— 巷談師退場 『安吾巷談』 青空文庫
作例 · 標準
彼女はカフェでタロットカードを広げ、客の運命を占術で占った。
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