丹精
たんせい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #42661 · 青空 357 例
標準
working earnestly
文例 · 用例
もう学校を卒業して月給も取れている長男夫婦は銀の置時計ぐらい奮発しましょうし、女学校へ行っている娘は手芸を丹精して贈りましょうし、幼稚園へ通っている末の子は富士山の貼紙細工でもして贈りましょう。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
朝なんざ崖に湧く雲の中にちらちら燃えるようなのが見えて、もみじに朝霧がかかったという工合でいて、何となく高峰の花という感じがしたのに、賢君の丹精で、机の上に活かったのは感謝する。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
ただ心にかかりますのはそれだけですが、それも長年、貴下が御丹精下さいましたお庇で、高等学校へ入学も出来ましたのでございますから、きっと私の思いでも、一人前になりましょう。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
「御尤です……あんなに丹精をなさいましたから……でも、お引越しなすつたあとでは、水道を留めたから、遣水は涸れました。
— 泉鏡太郎 『淺茅生』 青空文庫
死んだおっかさんが着ていました、桃色の切だの、浅葱の切だの、いろいろ継合わしたちゃんちゃんこを着ちゃ、背戸へ出て、十国峠へ日が昇るの、大島へ月が入るの、幾度見たか知れないの、丹精して出来たんですもの。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
「こんな可愛い姉さんにするまでに、第一お前のお父さんの、丹精を思って御覧……幾歳だ。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
その内に崖の総六が背戸の畑に、茄子が生えたと申すので、はじめは誰もほんとうにはいたしませなんだが、立派に紫の花が咲いて、霜除に丹精した、御堂のような藁束の中に、早や小指ほどなが一体。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
(目をこすりつつ撫子を見る)さて、ついでに私の意気になった処を見され、御同行の婆々どのの丹精じゃ。
— ――其一幕―― 『錦染滝白糸』 青空文庫
作例 · 標準
彼は丹精込めて育てた盆栽を披露した。
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長年の丹精が実り、ついに新製品が完成した。
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この料理は、職人が丹精を込めて作り上げたものだ。
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