鍛成
たんせい
名詞
標準
cultivation
文例 · 用例
Sがたんせいして世話したおかげで無事に三冬を越したのが三尾いた。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
十一「よいかの、十四の年からこの年まで、四五六七八と五年の間、寝るにも起るにも附添うて、しんせつにお教えなすった、その先生様のたんせいというものは、一通の事ではなかったとの。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
帰る時、母親は昨日からたんせいして煮てあった鮒のかんろ煮を折りに入れて持たせてよこした。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
初代や、お前は私達夫婦が若かった時分、大阪の川口という船着場で、拾って来て、たんせいをして育て上げた子なのだよ。
— 江戸川乱歩 『孤島の鬼』 青空文庫
でもね、私達には子供がなかったので、神様から授った本当の娘だと思って、警察の手続もすませ、立派にお前を貰って来て、私達はたんせいをこらしたのさ。
— 江戸川乱歩 『孤島の鬼』 青空文庫
それから、私は深山木の所から二三間離れた場所に立止って、暫くの間ボンヤリと、飛込台の青年達の妙技を眺めていたが、少したって、深山木の方を振向くと、彼は子供等のたんせいでもうすっかり埋められていた。
— 江戸川乱歩 『孤島の鬼』 青空文庫
ふつうの腹話術の人形とちがって、これは、わたしがたんせいしてこしらえた、上等の人形だから、なかなか見わけがつかないのだがね。
— 江戸川乱歩 『魔法人形』 青空文庫
どうだ、わしが、たんせいをこめてつくりあげた人形だよ。
— 江戸川乱歩 『魔法人形』 青空文庫
作例 · 標準
この会社は、新入社員の技術者としての鍛成に力を入れている。
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精神の鍛成には、厳しい修行が不可欠だ。
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彼は日々の鍛成によって、一流の剣士へと成長した。
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