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専心

せんしん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #43775 · 青空 267
1
標準
undivided attention
文例 · 用例
大正十四年八月頃、いよいよ詩を専心しようと大体決まる。
中原中也 我が詩観 青空文庫
生れて始めて、日々の糧の心配なく、専心に書物の中のことと、実験室の成績と突き合せながら、使える部分を自分の工夫の中へ鞣し取って、世の中にないものを創り出して行こうとする静かで足取りの確かな生活は幸福だった。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
前に人に使われて働いていた時分は、生活の心配を離れて、専心に工夫に没頭したら、さぞ快いだろうという、その憧憬から日々の雑役も忍べていたのだがその通りに朝夕を送れることになってみると、単調で苦渋なものだった。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
この仕事はどうも私には荷が勝った仕事ですが、いずれ勤先とも話がつきましたら専心この計画にかかって私の生涯の事業にしたいと思いますので」 その節は、亡父の誼みもあり、東海道愛好者としても呉々も一臂の力を添えるよう主人に今から頼んで置くというのであった。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
昔は将棋を試みた事もあり、また筆者などと一緒に昔の本郷座で川上、高田一座の芝居を見たこともありはしたが、中年以後から、あらゆる娯楽道楽を放棄して専心ただ学問にのみ没頭した。
寺田寅彦 工学博士末広恭二君 青空文庫
こゝ半年ばかり、健二は、親爺と二人で豚飼いばかりに専心していた。
黒島伝治 豚群 青空文庫
三人が百姓に専心して、その収穫が、どうしても、利子に追いつかなかった。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
去勢されたような男にでもなれば僕は始めて一切の感覚的快楽をさけて、闘争への財政的扶助に専心できるのだ、と考えて、三日ばかり続けてP市の病院に通い、その伝染病舎の傍の泥溝の水を掬って飲んだものだそうだ。
太宰治 青空文庫
作例 · 標準
彼は仕事に専心し、休日も返上してプロジェクトを進めた。
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彼女は趣味の絵画に専心しており、その腕前は目覚ましい。
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音楽制作に専心するため、当面は外部との接触を減らすことにした。
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