心血
しんけつ
名詞
標準
heart and soul
文例 · 用例
これによっても大師の国民道徳に心血を注がれた日本仏教家としての特色およびスケールの大きさは充分覗うことが出来ると思います。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
外国に対しても晴の仕事じゃから、第一は、お国のため、また県のため、続いては、親仁の名誉のため、心血を灌いだ出品をするように、――大仕事となれば、いずれ費用も掛ろう。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
もとより非力にして無能、才分まずしき僕の著作である故に、赤面なしに大言することはできないけれども、僕としては心血を注いだもので、広く一般の人に読書してもらいたい。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
信玄謙信も晩年までは凝る氣が脱せずして、川中島四郡に半生の心血を費したのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
見よ、戯曲は渠を以て上乗の題目とするにあらずや、見よ、世間は渠を以て尊ふとむべきものとするにあらずや、而して復讐なるもの、そのいかなる意味の復讐に関らず、人間の心血を熱して、或は動物の如く、或は聖者の如く、人を意志の世界に覚めしむるはあやし、あやし。
— 北村透谷 『復讐・戦争・自殺』 青空文庫
七八つの子供から六十歳以上の老人に到るまで苟も翁の門を潜るものは一日も休む事なく心血を傾けて指導した。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
だから現在選み残されている二百番足らずの曲目のドレ一つとして古名人の心血を絞っていないものはない。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
次に思ひ出したるは我が心血を濺ぎたる詩なり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
作例 · 標準
彼はこのプロジェクトに心血を注いできたが、結果が出せずに悔しがった。
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この絵を描くために、画家は心血を注いで細部までこだわり抜いた。
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心血を注いだ研究が、ついに実を結び、世界から注目されることになった。
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