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鳧鐘

ふしょう
名詞
1
標準
temple bell
文例 · 用例
彼岸ざくら、鳧鐘を頸に六阿弥陀詣りの善男善女。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
たとえば美作の苫田郡一宮村大字|西田辺と香々美村との境なる有木乢には、鐘鋳場という処あって、古万福寺の鳧鐘を鋳ると伝え(作陽志)、遠州見付の只来坂は『見付往来』に鐘鋳坂とあり、家康浜松に在城せし時、同地五社神社の神官をしてカネを鋳させたと伝え、今の高等小学校の裏にある塚を金塚という(見付次第)。
柳田國男 地名の研究 青空文庫
それからふしょうぶしょうに臨時の席につく。
岡本かの子 食魔に贈る 青空文庫
――裏座敷の四畳半か六畳で、ふしょうして下さんせ、お膳の御馳走も、こんなにはつかねえが、私が内証でどうともするだよ。
泉鏡花 みさごの鮨 青空文庫
それで、お母さんは、あくる日、王さまへのおみやげに、あのまほうの果物をナフキンにつつんで、ふしょうぶしょうにお城へ出かけて行きました。
一、アラジンとふしぎなランプ アラビヤンナイト 青空文庫
が、もし何かの間違いがあれば、当然その責任は僕の世話をしてくれたそれらの人達の上にも及ぶのだからと思うと、僕はいつもその人達の合法論にふしょうぶしょうながら従うほかはなかった。
大杉栄 日本脱出記 青空文庫
」 とふしょうぶしょうにいいました。
楠山正雄 一本のわら 青空文庫
後が怖ろしいぞ」「後が怖ろしいとは、どういうことだ」「拾得物横領というので、呑んじまったことが分かれば、おいらは後ろへ手がまわる」「そんなわけか」「危ない危ない、交番行きが一番安全だ」 最後に、あば辰も樺太もふしょうぶしょう私の意見に従った。
佐藤垢石 泡盛物語 青空文庫
2
標準
(in Japan) 7th note of the ancient chromatic scale (approx. G sharp)