鐘
かね
名詞頻度ランク #9350 · 青空 4422 例
標準
bell (often a large hanging bell)
文例 · 用例
恋宮沢賢治草穂のかなた雲ひくきポプラの群にかこまれて鐘塔白き秋の館かしこにひとの四年居てあるとき清くわらひけるそのこといとゞくるほしき
— 宮沢賢治 『恋』 青空文庫
校庭宮沢賢治さ霧する白き木柵幹彫れる桐のいくもと剥げそめし白きペンキの木柵に人人は倚りそのペンキあるいは剥げあるものは庭をのぞめり一鐘のラッパが鳴りて急ぎ行く港先生白堊城秋のガラスはひらごとにうつろなりけり
— 宮沢賢治 『校庭』 青空文庫
小学の放課の鐘の、あの黄ばんだ時刻を憶ひ出すとして、タダ物だと思ひきれるか?
— ―― a Cobayashi 『Me Voila』 青空文庫
例えば同じ冬の句で寒月や鋸岩のあからさま木枯しや鐘に小石を吹きあてる など、すべていわゆる「印象明白」の句の代表である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
「花の雲鐘は上野か浅草か」といふ句を、かつて昔或る人が次のやうに英訳した。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
また「鐘」といふ語は、日本人にとつては仏教寺院の幽玄な梵鐘を連想させるのに、西洋人にとつては耶蘇教寺院の賑やかな諧音的ベルを連想させる。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
また「鐘」は chimes や bells でなく、日本語の「鐘」でなければいけない。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
日はしばし、鐘が淵の杜を焦がして、八百代小田にうつろひしが、次第に光淡くなりもてゆきて、をちこちに蛙の聲聲聞え、下ゆく水も音冴えたり。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
作例 · 標準
大晦日の夜、寺の鐘の音が静かに響き渡り、一年が終わるのを感じた。
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学校のチャイム(鐘)が鳴ると、子供たちは一斉に校庭に飛び出した。
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あの教会の鐘は、古くからこの町のシンボルになっている。
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夕暮れ時、遠くから聞こえてくる鐘の音に、なぜか心が安らいだ。
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ウィキペディア
鐘 は、音を出す金属製の器具。日本語の「鐘」は狭義には叩いたり撞(つ)いたりして音を出すもので、内部に装着した舌(ぜつ)などを振動させて音を出す鈴と区別する。広義には内部にぶら下げた舌(ぜつ)という分銅を振動させて音を出す器具も含めて「鐘」という。
出典: 鐘 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0