梵鐘
ぼんしょう
名詞
標準
bonshō
文例 · 用例
また「鐘」といふ語は、日本人にとつては仏教寺院の幽玄な梵鐘を連想させるのに、西洋人にとつては耶蘇教寺院の賑やかな諧音的ベルを連想させる。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
寺の前がすぐ大堰川の流で「梵鐘は清波を潜って翠巒に響く」という涼しい詩偈そのままの境域であります。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
およそ鐘が淵と名づくるの深潭諸国に甚だ多し、皆必ずしも梵鐘の沈むの故を以てのみ名づけんや。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
寺に生れて寺に育ったせいなのか、梵鐘の音を園は好んで聞いた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
あいつ、研究所の帰りに銀座へでも廻って、また鼻つまりの声で友達とピカソでも論じてるのだろう」 弁天堂の梵鐘が六時を撞く間、音があまりに近いのでわたくしは両手で耳を塞いでいた。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
予|其の逃虚子集を読むに、道衍が英雄豪傑の蹟に感慨するもの多くして、仏灯梵鐘の間に幽潜するの情の少きを思わずんばあらざるなり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
是信さんは、正午の梵鐘をつきながら、鐘の音の数だけ、屁をぶっぱなすことができるということである。
— 新美南吉 『屁』 青空文庫
かくてなほ声もなき秦皮よ、秘に火ともり、精舎また水晶と凝る時愁やぶれて響きいづ、響きいづ、最終の霊の梵鐘。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
作例 · 標準
The deep, resonant toll of the *bonshō* marked the end of the day at the temple.
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Every morning, the *bonshō* would awaken the monks with its powerful chime.
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The historical *bonshō* was decorated with intricate carvings.
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ウィキペディア
梵鐘(ぼんしょう)は、東アジアの寺院などで使用される仏教法具としての釣鐘(つりがね)。
出典: 梵鐘 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0