不肖
ふしょう
名詞-の形容詞形容動詞名詞頻度ランク #32289 · 青空 360 例
標準
unworthy (of one's father, teacher, etc.)
文例 · 用例
此に於て杢は最早辭するに言無く、「さまでにおほせ下され候へば、きつと畏り候、某が不肖なる、何を以て御言に報い奉らむ、たゞ一命を捧ぐることをこそ天地に誓ひ候へ」と思ひ切つてお請申せば、列座の方々滿足々々とのたまふ聲ずらりと行渡る。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
不肖|榛貞臣、徒らに身すぎ、口すぎ、世の活計に、神職は相勤めませぬ。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
これ然しながら不肖私の語ではない、実にシカゴ畜産組合の肉食宣伝のパンフレット中に今朝拝見したものである。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
左樣、不肖ながら、此櫻木が畢世の力を盡して、我帝國海軍の爲めに、前代未聞の或有力なる軍器の製造に着手して居るのです。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
』と武村兵曹の膝なる少年の房々した頭髮を撫でやりつゝ、私に向ひ『兼て承る、彼の父なる濱島武文氏と、春枝夫人との志に代つて、不肖ながら日出雄少年の教育の任をば、之から此櫻木重雄が引受けませう。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
『此大使命には不肖ながら私が當りませう。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
身|不肖ながら見苦しき最期も致すまじく存じおり候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
雷孔章は、「君は国の棟梁で、賢者を薦め、不肖者を退けている人じゃないか、自個より議論が偉いといって、妖怪あつかいにするは怪しからん、しかし真箇に怪しいものなら、猟犬を伴れてきて、けしかけたらいいじゃないか」 と言った。
— 田中貢太郎 『狐と狸』 青空文庫
標準
I
標準
incompetent
標準
unfortunate