燦
さん
形容詞-たる副詞-と頻度ランク #43968 · 青空 168 例
標準
brilliant
文例 · 用例
さうして、葛籠の中には、燦然たる金貨が一ぱいつまつてゐたといふ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
見損じて下さいますな」 雨気が除かれたかして星が中天に燦めき出した。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
天空より以下巨大な三角形の影をもちて空間を阻み星が燦めきあえぬ部分こそ夜眠の福慈岳の姿である。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
女神の顔は氷花のように燦めき、自然のみが持つ救いのない非情と、奥底知れない泰らかさとが、女神の身体から狭霧のようにくゆり出す。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
豊太閤は、自己を朝鮮にまでも主張する性情に基づいて、桃山時代の豪華燦爛たる文化を致した。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
燦爛とした星の下を。
— 断片 『小さき良心』 青空文庫
その暗い丸の内の闇の中のところどころに高くそびえたアーク燈が燦爛たる紫色の光を出してまたたいていたような気がする。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
その薄明の中に、きわめて細かい星くずのような点々が燦爛として青白く輝く、輝いたかと思った瞬間にはもう消えてしまっている。
— 寺田寅彦 『詩と官能』 青空文庫