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さん異読 ざん
名詞頻度ランク #40957 · 青空 103
1
標準
dining
文例 · 用例
疾走れるものを見るなかれ、いまともがらは一列に、手に手に銀の鈴ふりて、雪ふる空に鳥を薫じ、涙ぐましき夕とはなる。
萩原朔太郎 巡禮紀行 青空文庫
の時、ヘルンはいつも二三本の日本酒を盃で傾けながら、甚だ上機嫌に朗かだった。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
駒ヶ岳の麓、台ヶ原の客舎に昼を了りたる束の間に、禿筆を舐ぶりて偶感を記す、その文を成さざる、冀くは我が興の高きを妨ぐるなからむ。
小島烏水 山を讃する文 青空文庫
銀明水に達したるは午後七時に垂んとす、浅間社前の大石室に泊す、客は余を併せて四組七人、乾魚一枚、麩の味噌汁一杯、天保銭大の沢庵二切、晩の総べては是の如きのみ、葉マキ虫の葉を綴りて寝ぬる如く、一同皆|蒲団に包まりて一睡す。
――明治三十六年八月七日御殿場口にて観察―― 霧の不二、月の不二 青空文庫
」 外では、グラン・パレイの春のサロンから出て来た人がちらほら晩までの時間を持てあましている。
――朝と昼―― 巴里のキャフェ 青空文庫
夕暮になって、一行が水神の八百松へ晩をとりに入ろうとすると、みち子は、柚木をじろりと眺めて「あたし、和食のごはんたくさん、一人で家に帰る」と云い出した。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
後年ケルヴィン卿が化学会の晩演説でこの事を引合に出し、レーリー卿は十二歳のときに燐で指を焼いたそうだが、自分は八十二歳のときに全く同じ火傷をしたと云った。
寺田寅彦 レーリー卿(Lord Rayleigh) 青空文庫
またある時は若い婦人に扮装して午会に現われ、父の隣席に坐って一座を驚かせた。
寺田寅彦 レーリー卿(Lord Rayleigh) 青空文庫