書肆
しょし
名詞
標準
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文例 · 用例
もしもそうでなかったらいかに彼の名文をもってしても、書肆の十露盤に大きな狂いを生じたであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
(昭和十六年二月校訂の時しるす)本書は昭和十二年五月内務省主催第二回神職講習会における講義を速記したものであって、昨年三月|神祇院で印刷に附して関係者に頒布せられたが、今回|書肆の請により同院の許しを得て新たに刊行したものである。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
しかも私の骨に徹する怠惰癖と物臭さ根性とは、書肆との交渉を甚だ煩はしいものに考へてしまつた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
) このささやかな敍事詩がライプチヒのインゼル書肆から上梓されたのは、それから七年後の一九〇六年のことである。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
書肆へ前借に行く途中ででもあつて見たが可い、氣の弱い嫁が、松葉で燻されるくらゐに涙ぐみもしかねまい。
— 泉鏡太郎 『飯坂ゆき』 青空文庫
このたびわが塾に於いて詩経の講義がはじまるのであるが、この教科書は坊間の書肆より求むれば二十二円である。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
所が何かの都合で頁が少し延びたので書肆は上中下にしたいと申出た。
— 夏目漱石 『『我輩は猫である』中篇自序』 青空文庫
書肆は「猫」を以て伸縮自在と心得て居るらしい。
— 夏目漱石 『『吾輩は猫である』下篇自序』 青空文庫
作例 · 標準
彼は古くから続く書肆で、珍しい本を見つけた。
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その書肆は、文学好きが集まる文化的な拠点となっている。
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書肆の主人は、本の知識が非常に豊富だ。
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