庶子
しょし
名詞
標準
illegitimate child
文例 · 用例
曰く、晉の石崇を見ずや、渠は庶子にして尚ほ狐腋雉頭の裘あり。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
彼は父子爵の妄の]腹に出來た子で、所謂|庶子である。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
良正は高望王の庶子で、妻は護の女であつた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
加藤家の事件は光正が父を讒誣したものとは知れたが、父忠廣には徳川家へ屆けずに生れた二歳の庶子某を領國へ連れて歸つた廉があるので、六月|朔日に改易を仰せ附けられて落著した。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
それだから景尚は實は孝高の庶子、長政の弟、忠之の伯父である。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
こいつあ、お前に似てるんだ」「庶子よ。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
日本の家族制度、財産の相続を眼目にした親子関係の見方においては、嫡出子と庶子、私生子の区別は非常に厳重で、生まれた子供は天下の子供であるという人間らしい自由さを欠いている。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
そこで、トマス・マロリーの『アーサー王の死』一六巻にあるボールス卿(アーサーの庶子)の物語を彼らに話した。
— WITH KYUSHU STUDENTS 『九州の学生とともに』 青空文庫
作例 · 標準
物語の主人公は、貴族の庶子として生まれ、苦難の人生を送った。
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昔の日本では、庶子が家督を継ぐことは稀だった。
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彼は王の庶子でありながら、その才能で国を救った。
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ウィキペディア
庶子(しょし)は、正室ではない女性から生まれた子供を指す語。結婚(婚姻)制度の確立により生じた概念である。そのような制度が確立していない社会においては、母親の身分や両親の関係によって区別を受けた以外に嫡出庶出といった区別は意味を持たなかった。
出典: 庶子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0