乾性
かんせい
形容動詞名詞-の形容詞名詞
標準
dry
文例 · 用例
上のほうのは言わば乾性、あるいは男性的の痛さで少し肩に力を入れて力んでいればなんでもないが腰のほうへ下がって行くと痛さが湿性あるいは女性的になって、かゆいようなくすぐったいような泣きたいような痛さになる。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
重いほど、ぶく/\とむくんだのではない、が、乾性と稱して、その、痩せる方が却て質が惡い。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
灰色の面には雲のように白い斑が出来ていて乾性の皮膚病のようにいかにも痒そうだ。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
――胃酸過多、胃アトニイ、乾性|肋膜炎、神経衰弱、慢性結膜炎、脳疲労、…… しかし彼は彼自身彼の病源を承知してゐた。
— 芥川龍之介 『或阿呆の一生』 青空文庫
病名は何でも乾性の肋膜炎とか云う事だった。
— 芥川龍之介 『上海游記』 青空文庫
かういふのは湿性(菌陽性)には少く、乾性(菌陰性)に多い。
— 北條民雄 『癩を病む青年達』 青空文庫
一人は体の小さい乾性で口がぐいつとひん曲つて絶えず涎を垂らし、その涎をひつきりなしに指の無い握り拳で拭つてゐた。
— 北條民雄 『癩を病む青年達』 青空文庫
以前に湿性であつたのが乾性に変型したのに違ひなく、眉毛が薄くなつてゐるが浸潤や潰瘍は少しもなかつた。
— 北條民雄 『癩を病む青年達』 青空文庫
作例 · 標準
この土地は乾性で、植物の生育には向かない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
乾性肌なので、保湿には気を使っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
乾性肺炎は、特定の治療法が必要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash