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蜂窩

ほうか
名詞
1
標準
beehive
文例 · 用例
二十くらいもあろうかと思う六角の蜂窩の一つの管に継ぎ足しをしている最中であった。
寺田寅彦 小さな出来事 青空文庫
これは言わば細胞組織の百貨店であって、後年のデパートメントストアの予想であり胚芽のようなものであったが、結局はやはり小売り商の集団的|蜂窩あるいは珊瑚礁のようなものであったから、今日のような対小売り商の問題は起こらなくても済んだであろう。
寺田寅彦 銀座アルプス 青空文庫
こうした上昇流は決して一様に起こることは不可能で、類似の場合の実験の結果から推すと、蜂窩状あるいはむしろ腸詰め状|対流渦の境界線に沿うて起こると考えられる。
寺田寅彦 とんびと油揚 青空文庫
小屋の裡は譬へば大なる蜂窩の如くにして、一方口より出で兼ねたる烟は、あたりの物を殘なく眞黒に染めたり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
」そう言って彼は事務室の扉をあけたが、その事務室には、それを蜜蜂の箱に例えることが許されるならば、まるで蜂窩にたかる勤勉な働蜂のように、役人がうじゃうじゃ群がっていた。
または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 死せる魂 青空文庫
「ここが、二〇九番地だから、この奥だろう」 と、皮屋と剃刀屋のあいだの階段をのぼり、突き当りのボロ蜂窩へはいってゆく。
遊魂境 人外魔境 青空文庫
たしかに、一つの特異な色彩とは云えるけれども、しかし土台の底深くに潜んでいて蜂窩のように蝕み歩き、やがては思いもつかぬ、自壊作用を起させようとするあの悪虫の力は、おそらく真昼よりも黄昏――色彩よりも、色合いの怖ろしさではないだろうか。
小栗虫太郎 白蟻 青空文庫
たしかに、一つの特異な色彩とは云えるけれども、しかし土台の底深くに潜んでいて蜂窩のように蝕み歩き、やがては思いもつかぬ、自壊作用を起させようとするあの悪虫の力は、おそらく真昼よりも黄昏――色彩よりも、|色合いの怖ろしさではないだろうか。
小栗虫太郎 白蟻 青空文庫
作例 · 標準
裏山の古い木の枝に、ソフトボールほどの大きさの蜂窩ができているのを見つけた。
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軒下に作られた蜂窩の駆除を専門業者に依頼し、安全に撤去してもらった。
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蜂窩の複雑な六角形の構造は、限られた空間を最大限に活用するための自然の知恵だ。
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