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放下

ほうか異読 ほうげ
名詞動詞-サ変
1
標準
discarding
文例 · 用例
国のために、道のために、主義のために、真理の探究のために心を潜めるものは、今日でも「諸縁を放下すべき」であり、瑣々たる義理や人情は問題にしないのである。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
ナンダこんな事、とかくこんな変な文句が額なんぞには書いてあるものだ、と放下してしまって、またそこらを見ると、床の間ではない、一方の七、八尺ばかりの広い壁になっているところに、その壁をいくらも余さない位な大きな古びた画の軸がピタリと懸っている。
幸田露伴 観画談 青空文庫
しかし万一もし盗んでいたとすると放下って置いては後が悪かろうとも思ったが、一度見られたら、とても悪事を続行ることは得為すまいと考えたから尚お更らこの事は口外しない方が本当だと信じた。
国木田独歩 竹の木戸 青空文庫
「戸外に積んだまま、平時放下って置くからです」「何炭を盗られたの」とお徳は執着くお源を見ながら聞いた。
国木田独歩 竹の木戸 青空文庫
放下着、放下着、身心ほがらかほがらか。
広島・尾道 行乞記 青空文庫
慾望をほしいまゝにするなかれ、貪る心を放下せよ。
広島・尾道 行乞記 青空文庫
閑居の気持も全く同様、一切を放下し、方丈の庵にあけくれ起居してみなければ、わかるものではござりませぬ。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
一切ノ放下 と微笑んで御首肯なされ、デキマシタカ ややお口早におつしやいました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
作例 · 標準
任務を終えた兵士たちは、重い装備を地面に放下して崩れ落ちるように座り込んだ。
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彼は社長の座をあっさりと放下し、田舎で農業を始めるという決断を下した。
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警察官の説得に応じ、立てこもり犯は持っていたナイフをゆっくりと床に放下した。
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2
標準
variety of street performance from the Middle Ages
作例 · 標準
室町時代の絵巻物には、路上でまりを投げ上げて客を楽しませる放下師の姿が描かれている。
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お祭りの広場で、伝統的な放下の芸を受け継ぐ大道芸人が見事な曲芸を披露した。
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彼は大学の民俗学の講義で、中世の芸能である放下の歴史についてレポートをまとめた。
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3
標準
casting off one's attachments (in Zen)
作例 · 標準
座禅を組み、心に浮かぶ様々な雑念を放下して、ただひたすらに呼吸に集中した。
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老師は修行僧に対し、己の小さなプライドを放下しなければ真の悟りは得られないと説いた。
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過去の失敗への執着を放下することで、ようやく新しい仕事に前向きに取り組めるようになった。
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ウィキペディア

放下(ほうか)とは、1. 日本における大道芸のひとつ。田楽法師の伝統を受け継ぐ雑芸。

出典: 放下 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0