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包か

ほうか
名詞
1
標準
wrapping
文例 · 用例
先日、手前共親分が石松つあんに色々御厄介に相成りましたそうで、親分に代りまして厚くお礼申し上げます」 と菓子包か何かを差し出して、 「失礼で御座いますが、どうかお納めなすって……」 源兵衛、考え込んでいる。
山中貞雄 森の石松 青空文庫
彼は返えす筈だった二反を風呂敷包から出して、自分の敷布団の下にかくした。
黒島傳治 窃む女 青空文庫
……いや思出せば、なおその昔、伜が腹に居ります頃、女房と二人で、鬼子母神様へ参詣をするのに、ここを通ると、供えものの、石榴を、私が包から転がして、女房が拾いまして、こぼれた実を懐紙につつみながら、身体の弱い女でな、ここへ休んだ事もあります。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
私は包から帽子を出し、双手に握つてむしり切つた。
萩原朔太郎 夏帽子 青空文庫
風呂敷包から薬品をつぎつぎ取り出し、封を切った。
太宰治 姥捨 青空文庫
鶴三「一日休めば一日増産が遅れる、工場へはいって風邪で休んだといっても父っちゃんはきかねえよ」風呂敷包から怪しげな薬の袋を取出して来て、鶴三「お腹が痛くなったらな、この陀羅尼助という薬を服むんだ、一寸苦いがよう効くぞ!
織田作之助 四つの都 青空文庫
何でも広徳寺前|辺に居る、名人の研屋が研ぎましたそうでございますからッてね、紫の袱紗包から、錦の袋に入った、八寸の鏡を出して、何と料理屋の玄関で渡すだろうじゃありませんか。
泉鏡花 註文帳 青空文庫
「澤山だよ、おつうげもやつてくろうな」「俺も飯でも食はうかえ」勘次は風呂敷包から辨當の殘を出して冷たい儘ぷす/\と噛つた。
長塚節 青空文庫
作例 · 標準
デパートで買った進物用の品を、美しい和紙の包かで仕上げてもらった。
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祖母から送られてきた小包の厳重な包かを解くと、手作りのジャムが入っていた。
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その職人は、どんな形の品物でも見事な包かで美しく見せる技術を持っていた。
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