巣
す
名詞頻度ランク #8567 · 青空 3645 例
標準
nest
文例 · 用例
山の中は暗くつて、顔には蜘蛛の巣が一杯かかつた。
— 中原中也 『(七銭でバットを買つて)』 青空文庫
〔郡属伊原忠右エ門〕宮沢賢治郡属伊原忠右エ門科頭にゴムの靴はきて冬の芝生をうちよぎり南ちゞれし綿雲に雨量計をぞさゝげたる天狗巣病にはあらねどもあまりにしげきこずゑかな
— 宮沢賢治 『〔郡属伊原忠右エ門〕』 青空文庫
そのまちには、よく似た路地が蜘蛛の巣のように四通八達していて、路地の両側の家々の、一尺に二尺くらいの小窓小窓でわかい女の顔が花やかに笑っているのであって、このまちへ一歩踏みこむと肩の重みがすっと抜け、ひとはおのれの一切の姿勢を忘却し、逃げ了せた罪人のように美しく落ちつきはらって一夜をすごす。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
目的もない空間の或一点を、蜘蛛の巣のやうな鈍い眼光で見入りながら、自分が今何を話したかも忘れて、「さう、なくちや――なくちやならぬ」と繰返した。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
狸汁の運命から逃れて、やれ嬉しやと思ふ間もなく、ボウボウ山で意味も無い大火傷をして九死に一生を得、這ふやうにしてどうやらわが巣にたどりつき、口をゆがめて呻吟してゐると、こんどはその大火傷に唐辛子をべたべた塗られ、苦痛のあまり失神し、さて、それからいよいよ泥舟に乘せられ、河口湖底に沈むのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
他人の家に、憇ひの巣を期待するのが、そもそも馬鹿者の證據なのかも知れないが、とかくこの訪問といふ事に於いては、吾人は驚くべき思ひ違ひをしてゐるものである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」牝狐は赤面して、大急ぎで巣の方へ走つた。
— 中原中也 『山間秘話』 青空文庫
夕暮になると、件の松蘿や、蔓は大蜘蛛の巣に化けて、おだまきの糸の中に、自分たちを葬るに違いない。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
作例 · 標準
木の枝の上に、鳥が一生懸命に巣を作っていた。
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熊は冬眠のために、洞窟の中に巣を作った。
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「見て!あそこに鳥の巣があるよ。ヒナがいるかな?」
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標準
den
作例 · 標準
ライオンの巣穴は、獲物を隠すのに都合の良い場所に作られていた。
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掘り出した穴は、モグラの巣穴のようだった。
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「この洞窟、もしかして野生動物の巣穴じゃない?」
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標準
haunt
作例 · 標準
この古い建物は、かつて多くの芸術家が創作の巣として利用していた。
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彼は大学時代、図書館を自分の「知の巣」と呼んで、毎日通いつめた。
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「このカフェ、落ち着くから、私の秘密の巣みたいに使ってるんだ。」
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標準
(spider's) web
作例 · 標準
早朝、庭の草むらに張られた蜘蛛の巣が露に濡れてキラキラと輝いていた。
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古い納屋の隅には、埃まみれの蜘蛛の巣がびっしりと張り巡らされていた。
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「うわっ、顔に蜘蛛の巣が当たった!気持ち悪い!」
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ウィキペディア
巣(す)とは、動物がその生活の必要のために自分の体外に作る特別な構造であり、その体の一部ではないものである。なお、その構造を作ることだけでなく、そこで行われる子育てなどの行動も含めて営巣(えいそう)という。
出典: 巣 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0