疏
そ異読 しょ
名詞頻度ランク #2707 · 青空 202 例
標準
detailed commentary
文例 · 用例
そして距離のへだてから、自然に交情が疏くなつてきた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
もっとも原作に多少の改削を加えたのは、師弟の作法というより、読む人への意味の疏通をより良くするために外ならない。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
意志が疏通しないから起こる誤解である。
— 寺田寅彦 『案内者』 青空文庫
太子さまは経の御選択の上にも時代を抽んでた独創の卓見をお示しになったばかりでなく、自ら執筆された経の註釈書すなわち御疏を拝しますと、御趣旨はいよいよ明らかにされて来るのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
故に御疏は、法華、維摩、勝鬘等の大乗経典を解そうとするものにとって、今日に至るもなお、重要な指針の書となっているのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
聖徳太子が御自ら法華経、維摩経、勝鬘経の三経を講述、註疏せられ、造仏起塔に努められたのも大乗精神の現実理想化に依られたものであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
聖徳太子の大陸仏教に捉われない独特の御卓見は、上述の三経の註釈書すなわち御疏の中にも拝せられるのでありますが、太子御摂政中の施設において、より多く歴々として現れておるのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
やがて、あの人は銀閣寺の停留所附近から疏水伝いに折れて、やっと鹿ヶ谷まで辿りつく。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
作例 · 標準
この古典文学を読み解くために、現代の著名な学者が執筆した詳細な疏を参考にした。
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経典の行間に書き込まれた小さな疏には、先代の僧侶たちの深い思索が刻まれていた。
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疏を読み進めるうちに、難解だった一節の意味がようやく霧が晴れるように理解できた。
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標準
memorial to the throne (esp. itemized)
作例 · 標準
重臣は時の皇帝に対し、国防の強化を訴える切実な疏を奉呈した。
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彼の書いた疏は理路整然としており、皇帝の心を動かして政策の変更を実現させた。
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官僚たちは、自らの意見を陛下に届けるため、何度も疏を書き直しては提出した。
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