注疏
ちゅうそ
名詞
標準
(detailed) commentary
文例 · 用例
そして其書は漢や晉に於て他の諸子が既に注釋詮考され出したにかゝはらず、墨子のみは棄てゝ置かれたので、唐から宋へかけても、誰も注疏などした人が無く、長い歳月の間に於て、漢の王充が墨子を論駁し、晉の魯勝が墨辯注を著はし、唐で韓退之が評し、宋で黄東發が評した位の事であつた。
— 幸田露伴 『墨子』 青空文庫
その目を挙ぐれば、煩悶異文弁、仏説阿弥陀経碑、春秋外伝国語|跋、荘子注疏跋、儀礼跋、八分書孝経跋、橘録跋、冲虚至徳真経釈文跋、青帰書目蔵書目録跋、活字板|左伝跋、宋本校正病源候論跋、元板再校|千金方跋、書医心方後、知久吉正翁墓碣、駱駝考、、論語義疏跋、告蘭軒先生之霊の十八篇である。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
われは敢て講義を以て注疏の書として行はるゝ筈のものなりとはいはず。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
中下從心」(『周禮注疏』卷十、郷三物一曰六徳の疏)といふ解釋が要領を得て居る。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
非禮之正也」(『禮記注疏』卷五十四)と解釋して居る。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
(20)周時代から司法上に議親といふ特別取扱法もあつた(『周禮注疏』卷卅五、秋官大司寇の條)。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
然るに唐の中頃から古來の注疏に疑を挾み、一己の意見を立てる事が行はれた。
— 内藤湖南 『概括的唐宋時代觀』 青空文庫
道は弱って手を束ねてぼんやりとするのを見て、勇美子は早やばらばらと音のする雨も構わず、手を両人の背にかけて、蔵屋と、鍵屋と、路傍に二軒ならんだのに目を配って、熟と見たまい、「二人とも聞きな、可いことを教えてあげよう、しょッちゅうそんなことをしていては、どちらにも好いことはないよ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
作例 · 標準
古典の難解な部分を理解するために、詳細な注疏を読んだ。
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この研究書には、原文に対する丁寧な注疏が加えられている。
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先生は、注疏なしで原文を読み解くことの難しさを説いた。
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