上奏文
じょうそうぶん
名詞
標準
report to the throne
文例 · 用例
さて大敗を喫した李如松は開城に退いて明朝へ上奏文を送ったが、その中に曰く、「賊兵の都に在る者二十余万衆寡敵せず、且臣|病甚し、他人を以て其任に代えんことを請う」と。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
被害者 犯罪に顛落する復員軍人が多いことについて、復員省は上奏文を出し「聖上深く御憂慮」という記事がある。
— 宮本百合子 『女の手帖』 青空文庫
修訂法律大臣沈家本等の上奏文には「是編修訂大旨。
— 狩野直喜 『支那近世の國粹主義』 青空文庫
」 王は案の上の上奏文を取って竇の前に投げた。
— 蒲松齢 『蓮花公主』 青空文庫
それは含香殿大学士|黒翼の上奏文であった。
— 蒲松齢 『蓮花公主』 青空文庫
そこで露米會社の全能力を擧げて艦船の建造、兵員の訓練をはじめ、文化二年七月の日付で本國政府へ上奏文を奉り、「日本遠征」の計畫を明らかにしたといふ。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
もちろん大統領親翰及びペルリの「上奏文」といふのは、一は捕鯨船その他アメリカ漂民に對する日本の取扱方改善、二は通商で、來年再渡來するまでに返辭をしてくれといふことである。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
又た理由を説明せずに斯る上奏文を捧呈するのは、陛下に對する敬禮を缺て居ると思ふ。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
作例 · 標準
家臣たちは命を懸けて、民の苦しみを綴った上奏文を天皇に届けようとした。
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その上奏文には、国の行く末を憂える厳しい進言が記されていた。
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「どうか、この上奏文を陛下のお目に留めていただくようお取り計らいを」
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