祚
そ
名詞頻度ランク #2707 · 青空 17 例
標準
rank of the emperor
文例 · 用例
然れども開元の盛時に当りて、一行阿闍梨、陛下万里に行幸して、聖祚疆無からんと奏したりしかば、心得がたきことを白すよとおぼされしが、安禄山の乱起りて、天宝十五年|蜀に入りたもうに及び、万里橋にさしかゝりて瞿然として悟り玉えりとなり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
其国の徳衰え沢竭きて、内憂外患こも/″\逼り、滅亡に垂とする世には、崩じて諡られざる帝のおわす例もあれど、明の祚は其の後|猶二百五十年も続きて、此時太祖の盛徳偉業、炎々の威を揚げ、赫々の光を放ちて、天下万民を悦服せしめしばかりの後なれば、かゝる不祥の事は起るべくもあらぬ時代なり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
側近の者皆|宝祚長久の嘉瑞なりと奉答したが、只万里小路藤房は、政道正しからざるに依り、房星の精、化して竜馬となり人心を動揺せしめるのだと云って、時弊を痛論した。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
四海統一後の在位僅に十二年、むしろ短祚といはねばならぬ。
— 桑原隲藏 『秦始皇帝』 青空文庫
故に漢祚を簒奪した魏を征伐することは、劉備にとつて第一の義務で、又蜀の存在の第一義であらねばならぬ。
— 桑原隲藏 『支那史上の偉人(孔子と孔明)』 青空文庫
猾智に長ぜる宋末の宰相の賈似道は、奇貨利用すべしとて、學生を籠絡してその位置を固め、籠絡された學生は賈似道を謳歌して遂に宋祚を滅亡の淵に陷れた。
— 桑原隲藏 『支那猥談』 青空文庫
斉明は皇極の重祚であり、天智の生母、舒明の皇后であり、孝徳はその弟、天智の叔父に当る。
— 坂口安吾 『道鏡』 青空文庫
★ 上皇は法体のまゝ重祚して称徳天皇と云つた。
— 坂口安吾 『道鏡』 青空文庫
作例 · 標準
新しい天皇が即位し、その至高なる祚を継承する儀式が厳かに行われた。
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万世一系の祚を守り抜くことが、皇室の最も重要な使命であるとされている。
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歴史の波に翻弄されながらも、歴代の天皇はその重き祚を繋いできた。
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