上奏
じょうそう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
report to the emperor
文例 · 用例
さて大敗を喫した李如松は開城に退いて明朝へ上奏文を送ったが、その中に曰く、「賊兵の都に在る者二十余万衆寡敵せず、且臣|病甚し、他人を以て其任に代えんことを請う」と。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
継いで吏部戸部礼部兵部刑部工部の給事中、各道の監察御吏、及び九卿が、それぞれ曾の罪悪を上奏弾劾した。
— 田中貢太郎 『続黄梁』 青空文庫
すると上奏に及んだものがある、これは師を動かさるるまでもない、一人の将を河上へ遣して、賊の方に向つて孝経を読せられた事ならば、賊は自から消滅せん、は好いぢやないか。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
フリードリヒ大王以後統帥事項は当時に於ける参謀総長に当る者より直接侍従武官を経て上奏していたのであるが、軍務二途に出づる弊害を除去するため陸軍大臣が総ての軍事を統一する事となっていた。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
一九一六年ファンケルハインが、いわゆる制限目的を有する攻撃としてベルダン攻撃案を採用しカイゼルに上奏せる際「若し仏軍にして極力これを維持せんとせば恐らく最後の一兵をも使用するの止むなきに至るであろう。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
被害者 犯罪に顛落する復員軍人が多いことについて、復員省は上奏文を出し「聖上深く御憂慮」という記事がある。
— 宮本百合子 『女の手帖』 青空文庫
立秋の頃に至って、遂に懿宗に上奏して、玄機を斬に処した。
— 森鴎外 『魚玄機』 青空文庫
光仁天皇の寶龜七年(西暦七七六)の閏八月に、遣唐使一行の上奏に、今既入於秋節、逆風日扇、臣等望、待來年夏月、庶得渡海(『續日本紀』卷卅四)といへる通りである。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
作例 · 標準
大臣は昨今の経済状況について、陛下に詳しく上奏した。
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外交交渉の経緯を記した報告書が、正式に上奏された。
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重要な国事に関する決定を下す前に、必ず陛下に上奏しなければならない。
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