床子
しょうじ異読 そうじ
名詞
標準
low bench
文例 · 用例
簡単な御朝食はしるしだけお取りになるが、帝王の御|朝餐として用意される大床子のお料理などは召し上がらないものになっていた。
— 桐壺 『源氏物語』 青空文庫
いまも、かすかな蔀明りを横に、帳台の側に、大床子(机)を置かれ、おつかれらしい頬杖をのせて、ややお体をくずしておられた。
— みなかみ帖 『私本太平記』 青空文庫
よくも気をつけはしないけれど、……(しょうじょう)よりもっと小さくって煙のようだね。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
「あの、なんですけど、雨もこんなに降りますし、もう日も暮れかけてますから、私の家へまいりましょうじゃありませんか、拝借したお銭もお払いしとうございますから」 許宣は女の家へも往きたかったが、姐の家に気がねがあるので往けなかった。
— 雷峯怪蹟 『蛇性の婬』 青空文庫
「きイちゃん、お弾きよ――先生、少し陽気に行きましょうじゃアございませんか?
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
「あの、なんですけど、雨もこんなに降りますし、もう日も暮れかけましたから、私の家へまいりましょうじゃありませんか、拝借したお銭もお払いしとうございますから」 許宣は女の家へも往きたかったが、姐の家に気がねがあるので往けなかった。
— 田中貢太郎 『雷峯塔物語』 青空文庫
さあ、それならここで一つ、景気よく前祝として乾杯しょうじゃないか」「よかろう。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
精進日覚、×日 朝×日 昼まで×日 終日しょうじん そんなふうに書いて張ってあるが、三十日間に、幾日もあきのない家もあった。
— 続旧聞日本橋・その二 『鉄くそぶとり』 青空文庫
作例 · 標準
庭園の池のほとりに置かれた床子に腰を下ろし、静かに紅葉を眺める。
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時代劇の陣中で、武将が床子に座って軍議を練るシーンは迫力がある。
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茶会の待合室には、参列者が一休みできるように赤い毛氈を敷いた床子が並んでいた。
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