省字
しょうじ異読 せいじ
名詞動詞-サ変
標準
simplification of a kanji
文例 · 用例
羽の下の白は白ではなく自の省字である。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
余の省字は皆|古法に从ふ。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
よくも気をつけはしないけれど、……(しょうじょう)よりもっと小さくって煙のようだね。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
「あの、なんですけど、雨もこんなに降りますし、もう日も暮れかけてますから、私の家へまいりましょうじゃありませんか、拝借したお銭もお払いしとうございますから」 許宣は女の家へも往きたかったが、姐の家に気がねがあるので往けなかった。
— 雷峯怪蹟 『蛇性の婬』 青空文庫
「きイちゃん、お弾きよ――先生、少し陽気に行きましょうじゃアございませんか?
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
「あの、なんですけど、雨もこんなに降りますし、もう日も暮れかけましたから、私の家へまいりましょうじゃありませんか、拝借したお銭もお払いしとうございますから」 許宣は女の家へも往きたかったが、姐の家に気がねがあるので往けなかった。
— 田中貢太郎 『雷峯塔物語』 青空文庫
さあ、それならここで一つ、景気よく前祝として乾杯しょうじゃないか」「よかろう。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
精進日覚、×日 朝×日 昼まで×日 終日しょうじん そんなふうに書いて張ってあるが、三十日間に、幾日もあきのない家もあった。
— 続旧聞日本橋・その二 『鉄くそぶとり』 青空文庫
作例 · 標準
看板のスペースが限られているため、熟語の一部を省字して表記することにした。
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江戸時代の古文書には、現代では見られない独特の省字が多用されている。
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略字や省字を使いすぎると、読み手に意図が正しく伝わらない恐れがある。
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