小字
こあざ
名詞
標準
small administrative unit (of a village)
文例 · 用例
景隆|小字は九江、勲業あるにあらずして、大将軍となれる者は何ぞや。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
そこには館の内と云う小字があって、祐泰の宅趾と云われ、祐泰の力持をしたと云う石もあった。
— 田中貢太郎 『火傷した神様』 青空文庫
これは摂津国屋の嗣子で、小字を子之助と云った。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
備前の国赤磐郡太田村大字万富小字梅という処に山形尊と云う盲人があった。
— 田中貢太郎 『神仙河野久』 青空文庫
むづかしくいふと宮崎縣東臼杵郡東郷村大字坪谷村小字石原一番戸に生れた。
— 若山牧水 『鮎釣に過した夏休み』 青空文庫
その小字に長者屋敷と云うは、全く無人の境なり。
— 泉鏡花 『遠野の奇聞』 青空文庫
―――――――――――― 利章の父栗山利安は、素播磨の赤松氏の支流で、小字は善助、中ごろ四郎右衞門と稱し、後に備後と名告つた。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
川添家は同じ清武村の大字今泉、小字岡にある翁の夫人の里方で、そこに仲平の従妹が二人ある。
— 森鴎外 『安井夫人』 青空文庫
作例 · 標準
昔の地図には、詳細な小字名まで記載されているものがあった。
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私の住んでいる地域には、まだ古い小字名が残っている場所が多い。
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この小字のあたりは、昔は田んぼが広がっていたらしい。
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