平句
ひらく
名詞頻度ランク #24241 · 青空 0 例
標準
ordinary verse of a renga (i.e. not the first three verses or the last verse)
文例 · 用例
発句は完結することが必要であるが連俳の平句は完結しないことが必要である。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
緑平句集、松の木は尊い。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
宗谷〔一〕宮沢賢治まくろなる流れの岸に根株燃すゆふべのけむりこらつどひかたみに舞ひてたんぽゝの白き毛をふく丘の上のスリッパ小屋に媼ゐてむすめらに云ふかくてしも畑みな成りてあらたなる艱苦ひらくと
— 宮沢賢治 『宗谷〔一〕』 青空文庫
あげよ我等の日章旗人みな愁眉をひらくの時わが戰勝を決定してよろしく萬歳を祝ふべし。
— 萩原朔太郎 『南京陷落の日に』 青空文庫
」 そこで、かの女は蓮の花がひらくように、僕のこころの迷彩のなかでわらいだす。
— 吉行エイスケ 『東京ロマンティック恋愛記』 青空文庫
」 すると、彼女はずるそうに白い眼をひらくと、「ううん、おれがよくなかった。
— 吉行エイスケ 『スポールティフな娼婦』 青空文庫
サラリーメンの洪水のために死骸のような建物の堰が破られて、空にそびえる高楼の窓が花のようにひらくと、女事務員の青と赤の色彩が花粉の媒介の役目をした。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
やがて、淫書の扉がひらくと、濛々とした紫煙のなかの客間から、現実の微細な享楽地帯が眼前にパノラマのようにあらわれた。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
作例 · 標準
連歌の会では、まず最初の発句を吟じ、それから平句が続く。
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この連歌は、序の三句から平句まで、見事に情景が繋がっている。
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平句を作る際には、前の句との繋がりを意識することが重要だ。
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