挙句
あげく
副詞名詞頻度ランク #12989 · 青空 344 例
標準
after (a long process)
文例 · 用例
その時鼠骨氏が色々面白い話をした中に、ある新聞記者が失敗の挙句吾妻橋から投身しようと思って、欄干から飛んだら、後向きに飛んで橋の上に落ちたという挿話があった。
— 寺田寅彦 『高浜さんと私』 青空文庫
彼は、自分から動く火吹き達磨のように、のたうちまわった挙句、船首の三角形をした、倉庫へ降りる格子床(グレイチン)の上へ行きついた。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
性のよくない男と喧嘩をして街をさまよった挙句E子の家の前までやって来た。
— 断片 『小さき良心』 青空文庫
母は自分のあとを嗣がせるつもりで、子供のときから一生懸命に長唄を仕込んだが、お俊は肩揚げの下りないうちから男狂いをはじめて、母をさんざん泣かせた挙句に、深川の実家を飛び出して、上州から信州越後を旅芸者でながれ渡って、二、三年前に久し振りで江戸に帰ってくると、深川の母はもう死んでいた。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
十 断念めかねて、祖母が何か二ツ三ツ口を利くと、挙句の果が、「老耄婆め、帰れ。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
真とに養生深い方が、それに御病気|挙句だというし、悪いわねえ。
— 泉鏡花 『木精(三尺角拾遺)』 青空文庫
さて月謝を沢山出した挙句に、いよいよ真物真筆を大金で買う。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
ああいう俳諧の「挙句」のようなところをもう一呼吸引きしめてもらいたいと思うのである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
作例 · 標準
挙句の例文
標準
last line (of a renga)
作例 · 標準
挙句の例文