拓く
ひらく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞頻度ランク #27182 · 青空 330 例
標準
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文例 · 用例
けれども、山を拓くことにかけては、これでも人知れない苦労はしたものさ」 女は、幼いときから、礼儀作法を仕込まれた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
梅三爺の、一坪四銭五厘で拓く開墾区域は、谷のせせらぎに臨んで建った小屋の背後から続いていた。
— 佐左木俊郎 『土竜』 青空文庫
もし長くその椅子に坐していたら必ず新生面を拓く種々の胸算があったろうと思う。
— 内田魯庵 『鴎外博士の追憶』 青空文庫
「何等かの運を自分の手で切拓くまでは、植源や鶴さんや、以前の都ての知合にも顔を合したくない」と、お島はそうも思いつめた。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
このあたりは行人が稀で、自動車はめつたに通らない、願はくは風景のいゝところには山路だけあれ、車道を拓くべからずだ!
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
自分の持物は那須野ヶ原のやうな、黒土の僅か一寸位しか地層のない所も開墾して、丹青を加へて拓くと云ふことを知つて居るではないか。
— 田中正造 『亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問』 青空文庫
だが彼女は己こそ真向から旧制度に反抗し新しい自由恋愛の道を切り拓く先駆者だと思い込み、次々と自分の方から男を作って行くのだった。
— 金史良 『天馬』 青空文庫
拓くと中に北川氏の「渡船場附近」という短篇が見えてゐる。
— 横光利一 『詩集『花電車』序』 青空文庫
作例 · 標準
先人たちは困難な道を拓き、今日の豊かな社会を築いた。
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この山奥に、彼は一人で畑を拓き、自給自足の生活を始めた。
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新しい航路を拓くことは、当時の探検家たちの大きな夢だった。
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