啓く
ひらく
動詞-五段-カ行頻度ランク #24241 · 青空 205 例
標準
to enlighten
文例 · 用例
が、例を引き、因を説き蒙を啓く、大人の見識を表はすのには、南方氏の説話を聽聞することが少しばかり後れたのである。
— 泉鏡花 『遺稿』 青空文庫
が、例を引き、因を説き蒙を啓く、大人の見識を表わすのには、南方氏の説話を聴聞することが少しばかり後れたのである。
— 遺稿 『遺稿』 青空文庫
第五講 ヨブ再び口を啓く第六章、七章の研究◯前にも説きし如く、エリパズらは禍は罪の結果なりとの既成観念を抱き、この観念を以てヨブの場合を判定し、以てヨブをしてその罪を認めしめんとしたのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
これと同じで、普通の人が、我一人が大きな疑問を懐き、深い迷いに墜ち入ったような心地になり、我が胸中の一大煩悶を解く書が無い、これを啓く師は無いと思うのは馬鹿げた事で、例えば、算数の書を読んで百七十八と二百四十五を合わせて幾ツという問題が載っていないという様なものであって、真に愚かな事である。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
そんなことは無いかね」 忽ち闥の啓くと見れば、仲働の命ぜし物を持来れるなり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
いつまでも居られる躯ではないのでございますから、順く還るやうにして還して下さいまし」 いとはしたなくて立てる満枝は闥の啓くに驚かされぬ。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
旅人これを顧み応うれば、夜必ずその棲所に至り人を傷つく、土人枕の中に蜈蚣を養い、頭に当て臥し、声あるを覚ゆれば枕を啓くと蜈蚣|疾く蛇に走り懸り、その脳を啗うというは大眉唾物だ(『淵鑑類函』四三九)。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
しかるに当時最勝|会を宮中法事の第一とし、天平九年冬十月最勝会を大極殿に啓く、その儀元日に同じというほどで(『元亨釈書』二の「釈道慈伝」)、二経の内『最勝王経』を特に朝家が尊んだので、『法華経』凝りの徒がこれに抗して瓢より米が出た話を作って、かの経が『最勝王経』に勝ると張強したのだ。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
古の賢者たちは、人々の心に真理を啓いたという。
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教育とは、子供たちの可能性を啓き、未来を拓くことだ。
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師の教えによって、私の心は大きく啓かれた気がする。
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