駆ける
かける
動詞-一段動詞-自動詞頻度ランク #31818 · 青空 1580 例
標準
to run
文例 · 用例
彼等は根限り駆ける!
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
恐ろしい風の強い日で空にはちぎれた雲が飛んでいるので、仰いで見ているとこの神像が空を駆けるように見えました。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
それからたとえばまた「直八子供旅」では比較的むだな饒舌が少ないようであるが、ひとり旅に出た子供のあとを追い駆ける男が、途中で子供の歩幅とおとなのそれとの比較をして、その目の子勘定の結果から自分の行き過ぎに気がついて引き返すという場面がある。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
その乞食の人はどんなことがあっても駆けるということをしないで、ぼろを引きずったまま、のそりのそりと歩いていたから、それにとらえられる気づかいはなかったけれども、遠くの方からぼくたちのにげるのを見ながら、牛のような声でおどかすことがあった。
— 有島武郎 『火事とポチ』 青空文庫
「影を踏もうと追い駆ければ駆けるほど踏めない。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
角の紀田屋まで送って行って、車をそう云って帰して来たがね、獣は駆けるのが疾いやね、車にも乗れば乗るだろう。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
折から堤防伝いに蹄の音、一人|砂烟を立てて、斜に小さく、空を駆けるかと見る見る近づき、懸茶屋の彼方から歩を緩めて、悠然と打って来た。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
しばらくして突立って、わってッて追い駆けると、もうわいわいという騒ぎで、砂煙が立ってまさ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
作例 · 標準
最終電車に間に合わせるため、重いカバンを抱えながら駅の階段を一段飛ばしで駆け上った。
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泥だらけになったゴールデンレトリバーが、ちぎれんばかりに尻尾を振りながらドッグランを駆けてくる。
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体育祭のクラス対抗リレーで、アンカーの彼はグラウンドを風のように駆けていった。
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突然の夕立から逃れるように、傘を持たない高校生たちがアーケードの下を駆けていく。
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標準
to gallop (on horseback)
作例 · 標準
時代劇の撮影現場で、甲冑姿の武者が砂浜を馬で駆けるシーンが何度も撮り直されていた。
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広大なモンゴルの大草原を、放牧された馬たちが土煙を上げながら群れをなして駆けていく。
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観光客を乗せた装飾豊かな馬車が、カポカポと蹄の音を響かせて石畳の旧市街を軽やかに駆け抜けた。
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落馬のトラウマをようやく乗り越え、彼女は再びサラブレッドに跨って青々としたターフを駆けた。
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標準
to advance (against one's enemy)
作例 · 標準
敵の陣形が崩れたのを見計らい、大将の首を取るべく先陣を切って敵陣へと駆けた。
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「一番槍はこの俺がもらった!」と叫びながら、若武者は単騎で敵陣深くへ駆けていった。
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夜襲の合図の法螺貝が鳴り響くと同時に、森に潜んでいた伏兵たちが一斉に敵の野営地へと駆けた。
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矢弾が雨のように降り注ぐ中、決死の覚悟で味方の本陣に向かって駆ける伝令兵の姿があった。
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