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急速

きゅうそく
形容動詞名詞頻度ランク #4332 · 青空 1337
1
標準
rapid (e.g. progress)
文例 · 用例
八分の一の低音の次に八分の一の休止があってその次に急速に駆け上がる飾音のついた八分の一が来る。
寺田寅彦 春寒 青空文庫
ぢいつと茫然黄昏の中に立つて、なんだか父親の映像が気になりだすと一歩二歩歩みだすばかりです深夜の思ひこれは泡立つカルシウムの乾きゆく急速な――頑ぜない女の児の泣声だ、鞄屋の女房の夕の鼻汁だ。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
即ち丁度太鼓を相當急速に連打するのと似た程度のテンポになり、それが三時間位持續するのは何でもないことになるのである。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
椅子に腰かけている両足の蹠を下から木槌で急速に乱打するように感じた。
寺田寅彦 震災日記より 青空文庫
受信器のアンテナに電波が来れば急速な交番電流が起る、これを白熱灯デテクターおよび電流計あるいは電話の受話器に接続すれば、ごく微弱な電波でも感じるから遠距離の通信には都合のよいものである。
寺田寅彦 無線電信の近状 青空文庫
これは書物で読んだことだが、樫鳥や山鳩や山鴫のような鳥類が目にも止まらぬような急速度で錯雑した樹枝の間を縫うて飛んで行くのに、決して一枚の木の葉にも翼を触れるような事はない。
寺田寅彦 烏瓜の花と蛾 青空文庫
一番面白いのは、三艘の大飛行船が船首を並べて断雲の間を飛行している、その上空に追い迫った一隊の爆撃機が急速なダイヴィングで礫のごとく落下して来て、飛行船の横腹と横腹との間の狭い空間を電光のごとくかすめては滝壷の燕のごとく舞上がる光景である。
寺田寅彦 烏瓜の花と蛾 青空文庫
一景平均五分程度という急速なテンポで休止なしに次から次へと演ぜられる舞台や茶番や力技は、それ自身にはほとんど何の意味もないようなものでありながらともかくも観客をおしまいまであまり退屈させないで引きずって行くから不思議なものである。
寺田寅彦 マーカス・ショーとレビュー式教育 青空文庫
作例 · 標準
AIをめぐる技術革新は、ここ数年で私たちの想像を超えるほど急速に発展した。
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「うわっ、天候が急速に悪化してきたぞ。雷が鳴る前に早く下山してしまおう」
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新製品の発売後、SNSでの口コミによって認知度が急速に高まってきている。
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急速に冷え込んできたので、慌てて押し入れから厚手の毛布を引っ張り出した。
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