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奔走

ほんそう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #19144 · 青空 713
1
標準
running about
文例 · 用例
交通の便利な今のわれわれにはちょっと想像し難いほどの長い留守を明けたものであるが、若い時から半分以上は他国を奔走してばかりいた父には五年くらいの留守は何でもないことであり、留守を守る祖母や母も当り前の事と思っていたものらしい。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
大正十二年関東大震災以前から既に地震学に興味をもっていたが、大震災の惨害を体験した動機から、地震に対する特殊の研究機関の必要を痛感し、時の総長|古在由直氏に進言し、その後援の下に懸命の努力をもって奔走した結果、遂に東京帝国大学附属地震研究所の設立を見るに到った。
寺田寅彦 工学博士末広恭二君 青空文庫
そのやり方がうまいんで、どうしても犯人の手掛がつかない、係長初め何人かの仲間、警察の人達までが一生懸命に奔走し始める。
南部修太郎 探偵小説の魅力 青空文庫
生島はその年の春ある大学を出てまだ就職する口がなく、国へは奔走中と言ってその日その日をまったく無気力な倦怠で送っている人間であった。
梶井基次郎 ある崖上の感情 青空文庫
彼女の事業に共鳴し、彼女の仕事のために奔走する紳士淑女が彼女の周囲に雲集した。
夢野久作 けむりを吐かぬ煙突 青空文庫
正作は五郎のために、所々奔走してあるいは商店に入れ、あるいは学僕としたけれど、五郎はいたるところで失敗し、いたるところを逃げだしてしまう。
国木田独歩 非凡なる凡人 青空文庫
人々は非常に奔走して、二十人の生徒に用いられるだけの机と腰掛けとを集めた、あるいは役場の物置より、あるいは小学校の倉の隅より、半ば壊れて用に立ちそうにないものをそれぞれ繕ってともかく、間に合わした。
国木田独歩 河霧 青空文庫
おまえが一人選んだら、俺たちあとに残された四人は、きれいに未練を捨てて、二人がいっしょになれるように、極力奔走する。
有島武郎 ドモ又の死 青空文庫
作例 · 標準
彼は、新しいプロジェクトを成功させるために、昼夜を問わず奔走していた。
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地域のお祭りを成功させるため、実行委員たちは奔走した。
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納期に間に合わせるため、部品調達に奔走する日々が続いた。
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