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花街

かがい異読 はなまち
名詞多音語
1
標準
red-light district
文例 · 用例
天満天神に朝|詣りした五花街の女たちが、ふたたび睡るころ、北浜|界隈は車だまりから人力車が一掃されて、取引市場をとりまいた各商店では、踊子がつけた腰の鈴のように電話が絶えまなく鳴り渡った。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
春美といって二十六歳、かつて某浪花節寄席の持主の妾をしていたことがあり、旦那は南五花街の遊廓で誰知らぬ者のない稀にみる漁色家で、常に春画春本淫具の類を懐中にしている男であると、女は何を思い出したのか何もかも千恵造に打ちあけた。
織田作之助 俗臭 青空文庫
蓮池の埋立てだという蓮池の花街は、駅から二丁ばかり行った通りにあった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
この、芸者たちと一緒にごはんを食べた割烹店の在る花街を、榎小路、とは言はなかつたかしら。
太宰治 津軽 青空文庫
それらに較べると、青森の花街の名は、浜町である。
太宰治 津軽 青空文庫
朝鮮の花街に残して来たというお千鶴のことをきけば、どうにも不憫で、ここでお前に一儲けさせてやれば、お前もお千鶴を迎えに行くだろう――という気持は無論あった。
織田作之助 勧善懲悪 青空文庫
もとよりその頃は既に身うけされて、朝鮮の花街から呼び戻され、川那子家の御寮人で収まっていたお千鶴は、「――ほかのことなら辛抱できまっけど、囲うにこと欠いて、なにもわての従妹を……」 と、まるで、それがおれのせいかのように、おれに食って掛った。
織田作之助 勧善懲悪 青空文庫
香以の履歴は主に資料を仮名垣魯文の「再来紀文廓花街」に仰いだ。
森鴎外 細木香以 青空文庫
作例 · 標準
かつて花街として栄えたこの細い路地には、今も三味線の音が微かに響くような風情が残っている。
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京都の古い花街を歩いていると、偶然にもお座敷へ向かう舞妓さんの姿を見かけた。
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祖父の古い日記には、昭和初期の花街でのどんちゃん騒ぎが生き生きと記されていた。
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ウィキペディア

花街(はなまち、かがい)とは、芸者屋、遊女屋が集まっている地域を指す名称である。花町とも書く。花柳(かりゅう)という別称もある。

出典: 花街 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0