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花蓋

かがい
名詞
1
標準
perigone
文例 · 用例
花は七、八月頃にひらき大形で香気多く、白色で花蓋片の中央部に黄を帯び紫褐点のあるのが普通品であるが、また紅色を帯ぶるものもある。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
八、九月頃の候葉間から緑色の※を描き高い頂に多くの花が聚って繖形をなし、花は白色で香気を放ち、狭い六花蓋片がある。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
そして葉心から太い花軸を立てて大なる花穂を挺出し、六花蓋片の白花を群着する。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
下位子房のある花はすこぶる多く、キュウリ、カボチャなどの瓜類、キキョウの花、ナシの花、ラン類の花、アヤメ、カキツバタなどの花の子房はみな下位でいずれも花の下、すなわち花の外に位している)があり、子房の上は花筒となり、この花筒の末端に白色の六|花蓋片が平開し、花としての姿を見せよい香を放っている。
牧野富太郎 植物知識 青空文庫
そしてこの六花蓋の外列三片が萼に当たり、内列三片が花弁である。
牧野富太郎 植物知識 青空文庫
このように、花弁と萼との外観が見分け難いものを、植物学では便利のため花蓋と呼んでいる。
牧野富太郎 植物知識 青空文庫
この開展せる瑩白色花蓋六|片の中央に、鮮黄色を呈せる皿状花冕を据え、花より放つ佳香と相まって、その花の品位きわめて高尚であることに、われらは讃辞を吝しまない。
牧野富太郎 植物知識 青空文庫
花は花蓋(萼、花弁同様な姿をしているものを、便宜のため植物学上では花蓋と呼んでいる)が六|片あるが、それが内外二列をなしており、その外列の三片が萼片であり、内列の三片が花弁である。
牧野富太郎 植物知識 青空文庫
作例 · 標準
チューリップやユリのように、萼片と花弁の区別がつかない部分は花蓋と呼ばれます。
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ルーペを取り出し、その珍しい高山植物の花蓋の構造をスケッチし始めた。
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植物学の試験では、花蓋片の数を正確に数えて分類群を特定する問題が出された。
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