開場
かいじょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #12892 · 青空 217 例
標準
opening (the doors of a venue)
文例 · 用例
開場前四十分ほどだのにもうかなり入場者があった。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
エムパシー・シアターではアグレヴナースラビアンスキー一座がロシアの十七世紀のクラシック・オペラを開演していたが、何故か時刻になっても開場せず、出所不明のインタナショナルの放送ラジオが放送局の演劇ラジオと空中で火華を散らして戦った。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
降雨のほうでは、全雨量の平均幾割幾分が開場時間に落ちるかが定まり、また外出する市民の平均幾%がこの百貨店に入り、その平均幾%がX売り場に到着しその中の平均幾%が買い物をし、そうして一人の支払い額が平均いくばくであるということが考え得られるとすれば、この問題は一つの合理的な研究問題として成立する。
— 寺田寅彦 『物質群として見た動物群』 青空文庫
円形運動ではレコードや、ダイアルの回転があるほかに、新工場開場式のクライマックスに吹き起こる狂風の複雑な旋転的乱舞がやはり全編の運動のクライマックスを成しているのである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
開場式のお歴々の群集も畢竟一種の囚徒で、工場主の晩餐会の卓上に列なる紳士淑女も、刑務所の食卓に並ぶルンペンらも同じくギャングであり囚人の群れであるように思われてくる。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
こんやは新らしいポラーノの広場の開場式だ。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
されば他はみな晩景の開場なるにかかわらず、これのみひとり昼夜二回の興行ともに、その大入りは永当たり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
(岡本綺堂)明治元年(戊辰) 一八六八○天下の形勢不穏のため、猿若町の三座とも正月興行を休み、二月に至りて漸く開場。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
標準
inauguration (of a new building, facility, etc.)