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寵愛

ちょうあい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
favor
文例 · 用例
深く寵愛していたのでまだどこの山へも送らず、手元で養っていたのであるが、翁はとうとう決心した。
岡本かの子 富士 青空文庫
身は桜町家に一年幾度の出替り、小間使といへば人らしけれど、御寵愛には犬猫も御膝をけがす物ぞかし。
樋口一葉 軒もる月 青空文庫
寵愛の鳥、梟を黄昏の空に飛ばしてこつそり笑つて眺めてゐる智慧の女神のミネル※に。
太宰治 道化の華 青空文庫
さまで美しというにあらねど童には手ごろの生き物ゆえ長の児が寵愛なおざりならず、ただかの青年にのみはその背を借すことあり。
国木田独歩 わかれ 青空文庫
元二の順に杯も※つて來た時、自分國許の事に懲りて仔細あつて、世を忍ぶ若ものが庄屋の屋敷に奉公して、其の妻と不義をする、なかだちは、婦が寵愛の猫で、此の首環へ戀歌を結んで褄を引くと云ふ運び。
泉鏡太郎 二た面 青空文庫
」 後前を見廻して、「それはね、城のお殿様の御寵愛の、その姉さんだったと言いましてね。
泉鏡花 古狢 青空文庫
自分は王侯の寵愛に依ツて馬車に乗ツてゐる狆よりも、寧自由に野をのさばツて歩くむく犬になりたい。
三島霜川 平民の娘 青空文庫
「玉を懐いて罪あり」AMADEUS HOFFMANN 路易第十四世の寵愛が、メントノン公爵夫人の一身に萃まって世人の目を驚かした頃、宮中に出入をする年寄った女学士にマドレエヌ・ド・スキュデリイと云う人があった。
太宰治 女の決闘 青空文庫
作例 · 標準
彼女は社長の寵愛を一身に受けている。
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彼は末娘を深く寵愛している。
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若い頃は、皆から寵愛される存在だった。
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