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整々

せいせい
形容詞-たる副詞-と
1
標準
well-ordered
文例 · 用例
内には、六文銭の旗三四|旒、朝風に吹靡いて整々としていた。
菊池寛 真田幸村 青空文庫
大方はすゝきなりけり秋の山   伊豆相模境もわかず花すゝき 二十余年前までは金紋さき箱の行列整々として鳥毛片鎌など威勢よく振り立て振り立て行きかいし街道の繁昌もあわれものの本にのみ残りて草刈るわらべの小道一筋を除きて外は草の生い出でぬ処もなく僅かに行列のおもかげを薄の穂にとどめたり。
正岡子規 旅の旅の旅 青空文庫
万巻に余る古今の書が整々然として並べられてある。
国枝史郎 八ヶ嶽の魔神 青空文庫
而して其文整々堂々格律森厳|毫も老憊の態なし。
山路愛山 頼襄を論ず 青空文庫
しかして先鋒の四艦と、本隊の五艦とは、整々として列を乱さず。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
そこにも、累々たる死骸と、先の兵馬とは比較にならない意気を持った将卒が、八方へ敵を駈けちらして首をあげる毎に、名乗り揚げ、勝鬨をあげして、しかも整々と陣形をすすめていた。
吉川英治 篝火の女 青空文庫
――この一列が整々として雨ヶ|岳の本陣へかえってくるまに、富士の山は、銀の冠にうす紫のよそおいをして、あかつきの空に君臨し、流るる霧のたえまに、裾野の朝がところどころ明けかけてくる。
吉川英治 神州天馬侠 青空文庫
ひる、それを見れば、孫子四軍の法を整々とふんだ小幡民部が軍配ぶり、さだめしみごとであろうが、いまは荒涼たる星あかり、小屋の屋根から小手をかざしてみた燕作にも、ただその殺気しか感じられなかった。
吉川英治 神州天馬侠 青空文庫
作例 · 標準
植えられたばかりの苗が、田んぼの中に整々と並んでいる様子は美しい。
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彼のクローゼットの中は、色ごとに服が整々と整理されており、性格がよく表れている。
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図書館の棚に背表紙が整々と揃っているのを見ると、心が落ち着く。
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整々(せいせい) — 幻辞.com